釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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オフショアでも必須スキル!アンダーハンドキャストのコツ

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今回は簡単にアンダーキャストについて書こうと思います。

 

オフショアでも結構使うことが多いアンダーキャスト。

安全面からオーバーハンドではなくアンダーキャストで行う船も多くあります。

 

ですが、実はちゃんとしたやり方を理解していないとオーバーキャストと同じくらい危険です。

まずは船に乗り前の練習は必須です。

 

とは言えアンダーハンドキャストはそこまで難しいものではないので動画を交えてこんな感じか!と理解していただければ幸いです。

 

オフショアでも必須スキル!アンダーハンドキャストのコツ

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http://fishing.shimano.co.jp/wp/engetsu/technique/?p=1709

アンダーキャストは振りかぶらないので後方に人がいても投げることができます。

安全そうに聞こえますよね?

 

ですがミスキャストをすると真上や自分目掛けて、最悪後ろに飛んでいきます。

 

ルアーでも危険ですが重いメタルジグが飛んできても危ない。

凶器です。

 

なのでオフショアかかわらず、目を保護するためにサングラスなどは着用しましょう。

 

アンダーキャストで手前にルアーが飛んでくる理由

アンダーキャストで手前にルアーが飛んでくる理由は穂先にラインが絡んでいるからです。

PEラインも絡みやすいですが太いショックリーダーも意外と絡みやすい。

 

というのも太いショックリーダーはテンションがかかっていないと糸クセが発生します。

ちょっと見辛いですが

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こういった絡み方が一番多いです。

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トップガイドと2番目のガイドの間にラインが入り込んでしまう現象。

 

こうなるとルアーが手前に、自分目掛けて飛んできます。

 

 

穂先絡みする原因

これは慣れていないと頻繁に起こりますし、非常に危険です。

 

ただ理屈をわかっていれば対処可能です。

 

先ほども書いたようにテンションが抜けると糸癖でフワッとして、その隙間にルアーが入って絡むことがほとんどです。

 

特にメタルジグなど小型のルアー、シングルフックだと簡単にこの糸の隙間をくぐります。

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このメタルジグを左に持っていけば穂先絡みの出来上がり。

 

あとはこれをどう防ぐかというところでしょう。

 

穂先絡みをなくす方法

一つはテンションを抜かない。

 

常にラインが張っている状態であればロッドとラインの間をルアーが通り抜けるということはありません。

なので鉄則1としてテンションを抜かないということ。

 

アンダーキャストするときにもロッドをフルというより円を描いて前に送り出すというイメージ。

そうすると常に遠心力がはたらくのでラインは弛みません。

 

もう一つはそもそもルアーがロッド内を潜るのを防げばいい。

つまりキャストのたらしを極端に短くすればいいのです。

 

そうすれば穂先絡みはしません。

合ったとしてもロッドにダイレクトにルアーが引っかかるくらいです。

 

アンダーハンドキャストの動画

 

 

ロッドの反発で飛ばすイメージです。

勢いよく振るのではなくロッドをしならせる。

 

飛ばそうと思わない。

送り込む。

 

まずは慣れる必要があります。

ぶっつけ本番は結構怖いので必ず陸から練習しておきましょう。

その方が安全に、さらに釣果アップにも繋がります!