釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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超節約!一手間でラインの初期性能を持続させる方法

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こんにちは。

ラインはどれくらいで交換していますか?使用頻度によってもその期間は異なりますし、お財布事情もありますね。巻いたラインが長期間、新品と変わらぬ状態であれば嬉しい限りです。大物狙いになってくるとラインのちょっとした損傷がアダとなりラインブレイクすることもあります。

 

今日はなるべくラインを長持ちさせる、最初の一手間をご紹介いたします!

 

ラインが傷む仕組み

そもそもなんですけどラインはどうやって傷みますか?根ズレとかで毛羽立ったり・・・巻きグセがついたり色々あります。

一番のダメージは根ズレなど外的擦れによるものです。しかしこれは使用した部分のみ起こり得るのでスプールから放出していない部分は考えにくいです。

 

実際のところラインを傷めている大半はスプール内のライン同士の擦れと圧力

使用していない部分でもその手前のラインが放出され、巻き戻されます。このときにラインに擦れ、圧がかかって中の方のラインはほぼ壊滅状態になります。圧力でラインが埋まっているのを交換するときわかります。

意外かもしれませんがラインは擦りさえしなければ使っている部分の方がダメージは少ないんです。スプール内の圧や擦れの方が致命的ダメージを与えます。

なのでPEラインを裏返すという手段がありますが、これらの点を理解した上で行わなければいけません

 

格納ラインのダメージを減らす

今しがた節約のためPEラインをひっくり返すのは無駄だ、とはっきり言いました。

しかしその格納されているラインが擦れも圧も軽減してスプールに収まっているのであれば新品に近いということになります。つまりひっくり返したら新品なんですよ!!

最近ではコーティングしてあるPEラインなどもありますからそれらのダメージから保護されているものもあるでしょう。フカセで使うナイロンラインにもこれから紹介する方法はかなり有効です。

PEを使ったらルアーでは飛距離が出ますし、ナイロンでやるフカセは仕掛けを流したりするときのラインの放出がよくなる、糸グセがつきにくくなります。

 

まず必要なものは

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PEにシュッ!って書いてあってもお構いなく。必要なのはフッ素系ラインコーティング剤です。車のコーティング剤で霧吹き状のものでしたら代用可能です。

 

巻き方

下巻きに新ラインを結束。余談ですが私は素材が何であろうとここは電車結びです。特にこれと言った理由はなく、単純に楽だから笑

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ドラグを締めるのをお忘れなく。適度にテンションをかけて・・・私はいつもこのように足で調整しています。

 

大体、本当に大体30〜50m毎にスプレーしていきます

特に最初の方は入念に。まだ圧力がかかっていませんが巻いて行くにつれてギチギチになるわけです。最初のやつに気を使ってやりたい。。。

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これを繰り返し完了!

このような作業をすることでスプール深部にいるラインもコーティングされ幾分かダメージ軽減されます。ライン同士の滑りも良くなるため、圧力によりめり込み、癖がつきにくくなります。

 

まとめ

本当にこれだけ!

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糸がスルスル出ていきますから。

PEだろうとナイロンだろうとフロロカーボンだろうと・・・スプールに巻くというものならこれだけで何もしないより初期性能が持続します。

釣行後はいつも通り、水洗いして乾燥して、またコーティング剤を表面だけシュッシュとすればよし。結構違いますよ!お試しください。

 

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