釣れ然なるままに

釣りに勤しむアラサー妻子持ちのブログ。

バンドが売れるためのコツ

どうも。元バンドマンです。そして元レコード会社に勤務していました。

最近同世代のバンドマンがドロップアウトし、一緒に酒を飲んでるとあれがダメでこれすればよかったな、なんて話で盛り上がります。バンドをしていた時はただひたすらに人気者になりたいと思ってまっすぐ走り続けました。

結果はまぁまぁなバンドで終わり。個人としてはスタジオミュージシャンになったくらいです。その後レコード会社に就職し、自分らの間違ったバンド活動を思い知らされました。今回はその件ついて説明したいと思います。

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ちなみに一番左が23歳の私。

バンドに必要なもの

この記事ではバンドマンに夢を与えるつもりはありません。現実を知った上で活動し、成功を収めて欲しいという意味でリアルなことを書きます。

まずバンドマンに必要なもの

演奏技術

いうまでもなく必須。弾けない叩けない歌えないでは後がないです。バンド練習も大事ですが色々なジャンルをできるようになる必要があります。

そうすることで必然と自身の曲でも安定した演奏ができるようになりライブでも聴けるバンドになってきます。基本的に客に下手だと思われたらきついです。

まだまだだなと思ってもいいのはスタッフや対バンくらい、と思いましょう。言い方に棘がありますが客は素人の観点でバンドを見ています。その観点で下手と思われたらファンになるでしょうか?もしファンになってくれたらそれはルックスで得たファンです。このタイプも大事ですが美人は三日で飽きるという言葉があるように長くは続きにくいです。

本気でバンドをやるのであれば酷ではありますが下手なメンバーがいたら早い段階で切り捨てるべきだと思ってます。

 

汚い話ですね笑

まず高い機材を買う、バンド練習を毎週するなら他のところへ投資しましょう。

例えば

・レッスンに通う

・レコーディングスタジオを使う

・宣伝用写真をちゃんとしたスタジオで撮る

・CDを作って流通経路を確保する

・広告、フライヤーを作る

・無料ではなく、しっかりとしたホームページを作る

などなど

 

バンド練習は大事です。でも先ほど書いたように個人の技術がしっかりしている、バンドの曲が完璧に弾けるかつスケールやリズムを熟知し、即興ができるレベルならライブ前に合計8時間くらいスタジオに入れば十分。それくらいのレベルでないと金と時間の無駄です、はっきり言って。バンド練習は個人練習ではないのでミスってるようでは話にならないということ。多少のはいいんですよ。

 

スタジオ代が節約できればCDや販促にお金が使えます。そして高級機材でなくても真剣に取り組み、演奏すればいい音は出せます。

演奏がうまいということはレコーディングでも短時間で収録ができます。余った時間はマスタリングに使ってより精度の高いものができます。そうやってバンドの音を形にしていくのです。

 

販促ツールは折込チラシ、つまりフライヤー。ポスター、CDもそうです。そしてしっかりとしたホームページ。ネット社会ですのでホームページはプロと変わらないクオリティの方が信用されます。うまく業者を選定すれば割と安く作成することもできます。

 

それとたまにあるのがドーム公演など大きなライブの終演後に外でフライヤー配ってるバンドマン。可能性はゼロではないですが正直効果がないと思います。

だってそこにいるお客さんはプロを見にきているわけで余韻に浸りまくってます。そこでフライヤー渡してもアマチュアバンドは見向きもされません。無駄とは言いませんが限られた時間とお金という観点から考えると必要ないと思いますしメンタル的にきついところもあるかもしれません。

 

コネ

もう汚い話のオンパレードですね。

コネがある・・・どんなのでもいいんですが割引的な効果もありバンド資金に余裕が生まれます。また売れる意味では業界人に音楽を聴いてもらえるというメリットもあります。よく大手レコード会社で新人募集と唄い、デモテープを募集してます。

社員が聴いてると思いますか?

ぶっちゃけそんな聴いてないです。時間があるときに聴く程度。しかもイントロから歌い出しくらいの長さ。40秒くらいですかね。

ここでもデモテープと言いながらしっかりミックス・マスタリングされていないと3秒も聴きません。

では新人発掘はどうしているか。

噂を頼りにライブハウスなどに担当者が足を運んでいます。

 

ライブハウスでのワンマンライブ。チケットソールドアウト、となれば業界人が紛れ込んでいてもおかしくありません。そこで演奏がしっかりできる、ステージングができる、魅力があるなど総合的に判断して名刺をもらえます。

 

担当者は手札としていくつかバンドを抱えます。と言っても名刺を渡す程度。

そこから社内で定期的にある会議により各担当者が声をかけたバンドをプレゼンして会社の以降として新人が選定されます。

 

この流れが一般的。業界人に名刺もらったからデビューが近いわけではないんです、残念ながら。さらに昔は先行投資としてバンドを育てていましたが今はそんな余裕がないので即戦力募集です。即戦力でなくていい場合はアイドル系かファンがかなり多いビジュアル系です。

見た目で売るか、音で売るか。どちらも備えているのが理想ですね。

 

バンド活動方法

最近は無料で情報が拡散しやすくなりました。ツイッター、インスタグラム、Facebook。これらを利用しない手はありません。

 

ただしメンバー内、ホームページにはあらかじめ免責事項を設定する必要があります。

いらんことは言わない、自分のキャラを確立する。プライベートを晒す範囲などをしっかりしておかないと簡単に炎上します。

ファンの逆鱗に触れるのもありますが同レベルのバンドからの嫉妬により炎上もあります。なのでうまく付き合っておかないと大変なことになります。

特にブログやツイッターではいらないことを言わない。極端に言えば告知だけでもいいと思います。ライブやCD発売の前後に

CD作ってます

ライブに向けて練習してます

ライブ来てくれてありがとう

必要最低限はこれくらい。あとは火種にならない程度の発言。

特に活動費用とか内側の話はするものではありません。冷静に考えて、客視線から見てこれなんのために言ってるの?というのは避けるべき。火種になりかねません。

 

プロのバンドでも最近では結構更新頻度が高いですがうまくファンサービス的な内容が多いです。更新するか、ファンと交流を持つかはその人それぞれですが危ないような内容はやめましょう。

いっそのこと分担制でバンドとしてのブログを更新し、下書きをメンバーで精査した上で承認後、公開の方が安全とも言えます。

 

まとめ

まずは技術、その次に資金繰りです。

宣伝は金をかけないのではなく、ちょっと背伸びしてでもいいものを。

 

例としてはフライヤーを作る際、上質な紙を使うことで折り込みの中で存在感が出ます。ポスターも貼ってもらえるスペースがあるなら大きめ、なおかつ綺麗なものの方が目に留まりやすい。

 

マスタリングに関してはできるなら自分で、それかプロに委託し市販のCDと同じレベルの音圧、音質は必須です。いかにもデモテープとするとせっかくの曲ももったいないことに・・・

 

ここの技術と金の使い道を考え効率よく短時間で売れるバンドを作りましょう。会社経営と同じです。非情なようですがいらないものは検討した上で排除。それがメンバーであっても。これくらい心を鬼にしないとなかなか上には上がりません。カリスマ的な人間が一人でもいればやりやすいですね。

または金はかかりますが個人活動として動くのもいいかと思います。

 

今回はあえてバンドの世界観や立ち振る舞いについては触れません。それはバンドそれぞれコンセプトがあるはずだからです。

コンセプトが???な方がいれば早急に固めましょう。