釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

横浜・三浦と神奈川を中心に旬の釣り情報をご紹介!磯釣り、青物、シーバスや釣り製品のことならお任せ!

ヒラスズキのルアーについて考える その2

スポンサーリンク

引き続きヒラスズキのルアーについて考えたいと思います。

今回はサイズについて。カラーも選んでサイズも選んで結構悩みの多い釣りですね。毎度言って申し訳ないですが最後は自分の好みや選択ということになります。

サイズ毎でどのような効果があるとされているか、これを把握しておくことでバリエーションも増え、咄嗟の判断でヒラスズキに一歩近づけるかもしれません。

 

ヒラスズキのルアーサイズ

オーソドックスなサイズは12センチ。市販のメインが12センチ前後のルアーです。

なぜこのサイズが基準点かというと

・アピール力がかけることのないサイズ

・食わせられるサイズ

という点です。大きくなればアピール力は上がりますが食わせにくくなります。小さくなれば食わせやすいですがルアーの存在を気づかせることが難しくなってきます。

 

見た感じはどうなるでしょう

f:id:kyoya7zon:20170930095844j:plain

上から

145

120

95

です。

 

大型狙い、高活性時の140

大型を狙う場合は迷わず140から初めていいと思います。特に沖磯や大型の実績がある場所では大きくても食ってくるやつがいるはず。大きいからちょっと使うのに抵抗がありますが食うやつは食います。

青物に置き換えるとショアキャスティングにおいて140のプラグを投げてもワカシサイズやペンペンシイラも釣れます。もちろん高活性という条件のもとです。

となればヒラスズキも高活性であれば食ってくるということもあります。もちろんランカーは当然食う確率が高い。マッチザベイトの理論でいうとカマスを捕食しているときは140くらいのサイズの方が反応がいいです。

 

基本の120

まずは120を中心に釣りを組み立てましょう。このサイズを使い反応を見たりベイトの有無を確認。その後カラーやサイズを変更していくと迷わずルアーを選べると思います。ベイトが見えない、反応がない場合はこのまま120で継続か、サイズダウンを考えます。ただしいるかいないかわからない状況においてはサイズダウンは博打であるということを覚えておいてください。

先ほども述べたようにサイズダウンするということはアピール力が下がるということ。そこに魚がいる場合はサイズダウンで食わせやすくはなりますが、いるかいないかわからない・・・ルアーが見えているかどうかわからないとなるとサイズダウンによって余計に発見してもらえなくなる可能性があります。

 

食わせの90

魚がいるの見えている場合やベイトが小さい場合に使えるのが100以下のサイズ。また如何にもこうにも反応がない場合の奥の手にもなります。ものによっては飛距離に何があるものだったり、強度に不安があるものがあります。

磯用とされているものもあるのでそのようなものの方がヒラスズキをかけた後も安心です。意外とルアーは破損するもの。

これは特売で売っていたので買った格安ミノー

f:id:kyoya7zon:20170930102137j:plain

 

これにヒラスズキがヒットした途端・・・バコンという感触とともに破損。

f:id:kyoya7zon:20170930102226j:plain

このような事故を防ぐためには貫通ワイヤーなど使われているルアーが望ましい。

 

ルアーセレクト

一日の主軸となるルアー

f:id:kyoya7zon:20170930102505j:plain

種類で言ってこの3種類で回します。

120リップレスミノー

95リップレスミノー

85シンキングペンシル

 

もちろんカラーはこのほかにも用意してますがバリエーション多く持っていくのは120です。100以下は奥の手なのでそこまで種類を多く持たなくてもいいと思います。カラーバリエーションを豊富にするのは基本サイズのみ。そうでもしないとルアーボックスがパンパンになってしまいます笑

 

そして波が高いときやレンジを考えてミノーも持っておきます。

f:id:kyoya7zon:20170930102912j:plain

上から120

100

90

このうち全てではなくポイントや天候によって持っていくのを選んでます。一番下の90はヘビーシンキングミノーのため絶対に持っていきます。使い方は深目を狙うときや沖のしもり根。

100はシマノ ロックドリフト。青物タックルの時に持っていきます。

 

これらをポイント毎に合わせ、自分なりに選んで投げるという・・・これも楽しさでもありますね。何をボックスに入れていくか。最小メンバーにしましょう。現場で悩みが増えるだけです笑

 

まとめ

ルアーサイズの基本は120。そこから狙う魚の大きさやベイトサイズ。活性状況に応じてサイズを選んでいきます。ここまで散々言い放題書きましたが自分の直感が一番いいとも思ってます。

ただし実績ルアーにこだわり過ぎるのは危ない流れ。理由がある実績なら構いませんが何となく釣れたルアーでは根拠がありません。釣れた時の状況を考え、なぜ釣れたのかデータとして蓄積していくことでルアー選びが堅実なものとなっていくと思います。

 

次回はトレースについて考えます。

記事に登場したルアー

ima sasuke 裂波120

(記事画像のカラーはビッグヘッドオレンジ)

 

DUEL アイルマグネット3G 145

 

DUEL ハードコアTT リップレス95F MD

 

DUEL ヘビーショット85

 

DUEL ハードコアミノー パワー120

 

シマノ ロックドリフト100F

 

DUEL ヘビーシンキングミノー90