釣れ然なるままに written by 小泉 貴久

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【この時期必見】釣った魚のアラの処理方法【夏】

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こんばんは。

暑くても元気に釣りしてますか?日焼けや熱中症にはくれぐれもご注意ください。

私はもう日本人離れをした肌色になってきました・・・そして皮が剥けない。歳ですか?前はよく剥けていた気がしますが。きっと下地ができて綺麗に焼けているから、と勝手に思っています笑

 

この暑い中、釣りをして大漁で、持ち帰って・・・あ、燃えるゴミの日まで3日あるじゃん。こんなことありませんか?涼しい時なら気にせずゴミ箱へ捨てれば済む話。今の時期、未処理で捨てると大惨事を招きます。外やベランダならまだしも(周辺近所には迷惑をかけることも)家の中で朝起きたらハエと臭いが!!!とならないように処理をしてから捨てることをオススメします。

 

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加熱する

加熱すると言っても焼いたり煮るわけではありません。ザルに魚の頭や骨、はらわたを入れてその上から熱湯をかける。これだけでだいぶ違います。少量の熱湯で済ませたい場合はボウルや鍋に入れてちょっとお湯につけておけばOK。水気を切ったらゴミ箱へ。ただし完全に安全ではありませんのでご了承ください。

 

冷凍する

もし冷凍庫に空きがあるようでしたらアラを袋に入れて冷凍することをオススメします。これが一番めんどくさくなくて安全だからです。ただし注意しなければいけないのが液漏れ。袋に穴が空いていて汁が溢れ冷凍庫内で固まる場合があります。冷凍庫に入れる前に袋の状態を確認しましょう。

 

コマセや肥料として使う

最近私がやっているのがこの方法。手間はかかりますが有効活用ができます。釣具店に売っているイワシミンチを作るイメージです。

まずはアラを圧力鍋で煮ます。骨や頭が崩れる程度まで。

 

この先は2パターン

 

1、粉末化する場合

煮たアラを天日干しし、カラッカラになるまで干します。その後袋や容器に入れて砕くと魚粉の出来上がり!手間と時間と場所が必要ですがかなり使えるものに大変身。鳥や猫も寄ってくるので注意してください。

 

2、ペースト状にする場合

煮たアラをフードプロセッサーにかけでミンチにします。

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ちなみに煮る際の臭いですがさばいた後すぐあれば魚介の香りがします。ボイルオキアミを作るようなリスクはありません。ただ時間の経ったアラは危ないかも・・・

 

 

これくらいになるまでミンチしたら出来上がり。

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あとは袋に入れて冷凍、今度の釣りのコマセにしてもいいんじゃないでしょうか。イワシミンチが売ってるくらいですから少なからず作用するはず!!!

ちなみにこれはサバのアラです。

 

メジナ、クロダイ、スズキなど大型で硬い魚は圧力鍋にかける時間が長くなります。うちには手軽なフードプロセッサーしかないので大型魚のアラは冷凍するかあら汁にするかで処理をしています。

 

この時期、アラを適切に処理しないとウジがわきハエが飛びます。しかも短時間で。

一番多いのがコバエですね。格好の餌、かつ繁殖しやすい、侵入経路が多いと言ったところでしょうか。奴らが発生すると本当にイライラしますので・・・

 

 

この季節に使える魚の処理方法でした!ぜひお試しください。